廃車の買取は価格上昇を狙えるの？それとも交渉できないの？
廃車の買取価格は制限されていると言われていますが、本当に交渉は無理なのでしょうか。廃車でも、売れるなら少しでも高い金額で売りたいものです。高値が見込める業者の上手な選び方や交渉の仕方を説明しましょう。
廃車専門に扱う業者を利用する
ただ金額の交渉を考えるよりも、どんな買取業者を選ぶかでも変わってきます。車の買取と言ってもさまざまです。販売ルートをどれだけ持っているかでも違います。また、廃車するしかないと判断した車でも、修理すれば売れるものだってあります。見る人によって車の価値が違うことを覚えておいてください。廃車が必要な車の場合は、廃車を専門に扱う買取業者を探せば良い条件がつきやすくなります。なんでもそうですが、その分野を得意としているところとそうでないところでは、査定の金額に大きく差が開くのは珍しいことではありません。車の場合は数万円から数十万円も差が出てしまうこともあります。交渉を考える前に、まず適切な買取業者を選びましょう。
査定金額を元に交渉する
実際に希望の金額がある場合でも、交渉はタイミングが重要です。大切なのは、先に金額の上限を決めてしまうような交渉をしないことでしょう。査定前にこちらから金額の提示をすることはNGです。買取業者が考えている金額よりも希望金額の方が低い場合には、希望に合わせてしまうこともあるからです。売る側にしたら実際の価値は分からないので、自分の希望に沿っていることで満足してしまうでしょう。しかし、実際には損をすることも考えられます。上手に交渉するには、まず査定金額を先に提示してもらうことです。そこに20％程度乗せた金額で交渉してみましょう。交渉が成功しないことも考えられますが、少しでも上乗せしてくれる可能性はあります。
業者同士で競争させる
金額を自分で交渉せずに良い条件で売る方法があります。それは買取業者で競争をさせることです。その方法を行うには、まず一括査定を利用しましょう。一括査定はネットで検索すればサイトが出てきます。いくつかありますが、出張買取ができるところを選びましょう。画面の指示に沿って必要な情報を入力します。車や連絡先などの情報入力の他には買取業社の選択画面などが出てきます。入力したら後日それぞれの買取業者からの連絡を待ちましょう。そして連絡が来たら、可能な限り同じ日時に査定日を設定してもらうのです。あまりに多くても場所の問題があるので、2社〜4社程度が適当ではないでしょうか。査定はその場で出すのが一般的です。他者との競争になるので、査定担当者は通常より高い金額を出してくれることが多くなります。
