お金について

事故車を使えるようにするためにかかるお金の相場とは?

Posted on 2017-07-14

事故にあってしまったときや事故を起こしてしまったとき、最も気になるのは何よりも人命や怪我のことですが、その次に気になるのはやっぱり修理にいくらかかるのか、ということではないでしょうか。そこで今回は事故車をまた使えるようにするためにかかる修理費用はいくらくらいなのか、パーツ別に説明します。

エンジンを交換する場合

もしも事故によってエンジンが故障した場合には、エンジンの全部を交換することになる場合が多いです。部品を交換することで対応できる場合は滅多にありません。エンジン交換の費用の相場はおよそ30万円から70万円になります。またその費用に加えてエンジンを取り替えるための工賃が10万円から20万円になります。ただしこの費用は海外メーカー製の外車や国産の高級車の場合には数倍になることもあります。
また、エンジントラブルを起こすほど事故車が大きく変形してしまっている場合には、エンジンだけではなくフレーム修理や他の場所の部品交換などもしなければならなくなることを想定した方がよいでしょう。場合によっては車を買い替えた方が安いような場合もあります。

フレームを修理する場合

事故による追突などによって車の外形であるフレームそのものが歪んでしまった時には、板金加工を施して修理しなければなりません。このフレームの修復は一部分だけを修復するのでしたら相場は10万円程度ですが、さらに周囲のパーツを解体したり組み立てたりしなければならない場合は別の工賃がかかることもあります。
また、もう自走できないほどの大きな損傷だったり交換しなければならない部品が多すぎる場合には、その費用はかなり高額になります。もしかしたら修理をするよりも新しく買い換えた方が安くなるかもしれません。とりわけ車が全損している場合は修理見積に加えてその上に様々な費用が上乗せされ、結果として100万円を超える金額になってしまうこともあります。

バンパーを修理する場合

バンパーがへこんでしまった時には、小さなへこみの場合の修復費用は1万円くらいです。側面を大きく擦ってしまった場合には、板金と塗装のやり直しを行わなければなりません。この場合は主に中央から片側半分を塗り直しますので、かかる費用は2万円から5万円ほどです。
中央付近まで大きく擦ってしまった時のようにバンパーの全面を塗装し直しなければならない場合には一本塗りといって費用は3万円から5万くらいになります。自分が事故の被害者で相手の保険が利用できる場合には、小さなキズだけでも一本塗りで綺麗にするケースが多くあります。
バンパーが完全に折れてしまったり、板金や塗装では修復できない素材であったりする場合は、バンパーを交換しなければなりません。このための費用はその部品が手に入りやすいかどうかで大きく変わりますが、およそ5万円から20万円ほどになります。

場合によっては修理に出すとお金がかかりすぎてしまうこともあります。そんな時は、事故車専門の買い取りWEBサービスに車を買い取ってもらうのも一つの手段ですね。

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