廃車手続きについて

トラックの廃車手続き方法は?

Posted on 2017-06-22

トラックは、2種類の廃車手続きがあります。
普通車と比べ、手続きのやり方が違うところもたくさんあります。
ここでは、トラックを廃車するために必要な書類から手続きの手順までご紹介しますので、参考にしてください。

トラックを廃車するための必要な書類

廃車するために必要な書類は、自動車検査証、自賠責保険証、所有者の印鑑証明書、リサイクル券が必要です。こちらは、普通車と一緒で、廃車するために必要な書類となります。
トラックの廃車登録は、永久抹消登録と一時抹消登録の2種類あります。
永久抹消登録は、二度とこの車には乗ることはなく、スクラップにするという廃車手続きになります。永久抹消に必要な書類は、重量税還付申請用委任状が必要になります。これは、解体をするときに永久抹消登録または解体届出と同時に申請が行われた場合、車検残存期間相当額の自動車税が還付される制度を利用するときに必要な書類のことです。
一時抹消登録は、今後誰かに譲るかもしれない、この車が再度、登録されるかもしれないという方法です。必要な書類は、委任状となります。
廃車手続きには、事前に準備書類がたくさんありますので、十分にご注意下さい。

廃車手続きの流れ

廃車手続きをする際の基本的な流れをご紹介します。
まず、車からナンバープレートを外します。前後に1枚ずつついていますが、どちらも外しましょう。
次に永久抹消登録の場合は、車を解体します。もう二度とこの車には乗りませんという意思表示が必要なため、専門業者に依頼をして解体しておく必要があります。ここで、確かに解体したという証明と解体した日を確認しておきましょう。
全ての書類が揃ったら、陸運局に行き、ナンバープレートを返納します。その際に、必要な申請書を作成して、印鑑証明書と一緒に提出をします。
この時、永久抹消登録の場合は、廃車証明書を受け取ります。一時抹消登録の場合は、一時抹消登録証明書を受け取ります。
最後に、自動車税務局へ行き、自動車税の停止または一時停止を行います。この時、車検が残っていれば返金されます。
以上が一連の流れになります。

廃車するときに注意しておくべきことは?

自動車検査証と印鑑証明書の住所が異なる場合は、別途書類が必要となります。
個人で所有している場合と法人で所有している場合で違いがありますので確認してください。
個人所有で、住所変更が一度あった場合は、住民票が必要となります。また、住所変更を複数回行った場合は、戸籍の附票または住民票の除票が必要になります。結婚などにより、姓が変わっている場合は戸籍謄本が必要になります。
法人所有は、履歴事項全部証明書(商業登記簿謄本)が必要になります。
不要なトラックを廃車することを考えているが、廃車に至っていない場合でも自動車税は容赦なく送付されます。
未納の自動車税は、廃車するときに支払うこととなるため、早めの廃車登録をオススメします。

納付した年度内に廃車手続きを行った場合は、納付した税金が月割りで返納されますので、早めの廃車手続きは重要です。

早めの行動をするようにしましょう。

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