廃車手続きについて

廃車を買い取ってもらうための手続きの方法とは?

Posted on 2017-06-21

車を廃棄しようにもどこに持っていって捨てればよいのかがわからない、廃車をするにしてもどのような手続きをしなければならないのかを知っている人はあまり多くはありません。車はたとえ中古車としての査定価格が0円であっても買取をしてもらえる場合があります。

買取のための手続き

廃車予定車を買い取ってもらうためには、事前に廃車の手続きをしておく必要があります。廃車手続きと一般に呼ばれていますが、廃車とは登録を抹消することです。その目的に応じて、一時抹消登録、永久抹消登録、輸出抹消登録と種類があります。解体が目的であったとしても一時抹消登録を済ませていない車両は、譲り渡す際に車庫証明や名義変更などの書類が必用です。そのため、廃車予定車の買取をしてもらう場合には、先に一時抹消登録をし、公道で利用をしない車両としてナンバーの返納をすませておく必用があります。この際、自動車税や自賠責保険の還付を受けることができる場合がありますが、重量税に関しては一時抹消登録だけでは足りず,車両の解体を済ませた上で永久抹消登録を終わらせなければ還付されません。

一時抹消登録の手続き

一時抹消登録は廃車予定の車両を管轄する運輸局で行います。車両所有者の実印と印鑑証明書が必用になるので、事前に準備しておく必要があります。まず、廃板返納窓口に廃車予定の車のナンバープレートを手数料納付書と共に提出しなければなりません。手数料納付書は希望番号予約センターにあります。なお、ナンバープレートを外してしまうと、その車両は公道を走らせることができないので、解体工場などへの運び込みを済ませておくなどしておかなければなりません。。廃板返納窓口で手数料納付書を返してもらった後、記入を済ませたOCRシート(第3号様式の2)を自動車検査証と印鑑証明書(発行後3ヶ月以内のもの)と共に申請窓口に提出し、登録識別情報等通知書をもらいます。以上で一時抹消登録は終了です。

廃車代行業者にはどのようなものがあるか

運輸局は平日しか開いておらず、最終受付が16:00までなので、窓口に出向くことが難しい方も多いのが実情です。そのため廃車手続きを代行業者に依頼する方が多いです。廃車代行は車両に関わる様々な業者が行っています。廃車手続きは新車購入時に行われることが多いため、ディーラーが行うことが少なくありませんが、他にも行政書士や廃車買取業者も廃車代行を行っています。
多種ある廃車代行業者の中でも廃車買取業者は、廃車を解体した後にバーツやリサイクル素材として分離し販売するため、事故車や不動車であっても買取価格をつけることがあります。そのため廃車予定車の買取から手続きの依頼までを一括してお願いするとなると、もっとも手頃で便利な業者であるといえます。

RSS Feed  Posted in 廃車手続きについて | Comments Closed